こんなに影響がある!睡眠不足がたまると起こる症状とは

睡眠不足による症状
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睡眠不足がたまると外見と行動にさまざまな症状として現れてきます。特に現れやすいのが「顔」と「言葉」と「行動」です。しかし、自分では気づきにくく無意識のうちにやってしまっているのが、ほとんどです。まずは、その症状を知って自覚することが大切です。ここで紹介するのは急性的な症状です。

1、眠気が早い段階または午前中にやってくる

 人間の脳は、目を閉じて眠るまでに少し時間がかかる構造になっています。しかし眠りが足りていない状態だと、就寝時5分以内で眠れてしまいます。それと起きてから3~4時間後の午前中に強い眠気に襲われるのが特徴です。もしこれらの2つの特徴があらわれたなら、確実に睡眠不足といえるでしょう。

2、肌にしみ・そばかすができ、目にはクマができ腫れぼったくなる

 肌がダメージをうけ、しみ・そばかすの症状が出て、老化が早まってしまいます。肌の再生サイクルは28と言われています。生活リズムが乱れて睡眠不足になると再生が思うように進まず、古い細胞が残ってしまいます。その結果、肌がぼろぼろになってしまい、体の内側から老化も進行してしまうのです。紫外線によって体内に生成されるメラニン色素は、通常は垢として排出されるのですが、肌の新陳代謝が悪くなると排出しきれないメラニン色素が体内に残ってしまい、これがシミやそばかすになってしまうのです。また目にはまぶたははれぼったくなり、クマができて、目が充血してしまいます。またむくみも出てしまいます。

3、頭痛や吐き気がする

 朝起きての頭痛吐き気の症状は特に睡眠不足の代表事例です。寝不足で脳の疲れが取れていない状態だと、頭痛が起こりやすく、ひどい場合は吐き気をする場合があります。これはストレスにより脳が緊張状態になってしまい、それが長時間続くことで引き起こされてしまうからです。また頭痛の場合は枕などが原因で肩や首に負担をかけてしまいなる場合もありますので注意が必要です。

4、便秘や下痢になる

 睡眠不足により、とくに女性は便秘男性は下痢の症状を引き起こしてしまうことが多いです。なぜなら睡眠不足により自律神経のコントロールが効かなくなり、自律神経によって支配されている腸も機能しなくなってしまうからです。また腸内細菌にも影響を与えてしまい、腸内の悪玉菌が増えて便秘や下痢が起こりやすくなってしまうのです。

5、姿勢が悪くなる

 睡眠が不足してくると、腸内フローラのバランスが崩れて、腸で作られるセロトニンが不足することにより、姿勢の維持が難しくなります。これは重力にたいして作用している抗重力筋が機能しなくなってしまうからです。あごが下がり、胸よりも肩が前に出てしまう猫背で、下腹部が前に出ていて、足の小指側に体重が乗っている状態になってしまうのです。

6、やる気や意欲が失せて、うつ状態になる

 「どうでもいい」「めんどくさい」が口癖になってませんか? 睡眠不足により目の前の仕事や勉強に対してやる気が出てきません。また新しいことにチャレンジしようとする意欲も低下してしまい、物事に対しての好奇心が衰えてニュースやファッション、など身の回りのことに関して無関心になってきます。うつの場合は朝に「気分が落ち込む」という症状が強く表れる傾向があります。つまり覇気がなくなってしまいます。

7、自己嫌悪・自己否定してしまう

 「どうせ自分なんか」という何事も後ろ向きに考えるようになってしまいます。自分のことを過小評価するようになり、自信が持てなくなってしまうため、安定、いつものままでいいという保守的な生活をより好む傾向になってしまいます。

8、空腹になりやすい

 思わず間食したくなりませんか?すぐに空腹感に襲われ、常に食べたい欲求に襲われます。夜更かしや睡眠不足により満腹を感知するレプチンという物質の分泌が減ります。それにより空腹を感じるようになってしまうのです。また胃や腸から食欲を促進するグレリンというホルモンが増えてしまうので食欲がでてしまい、余計に食べてしまいます。食欲も我慢できなくなってしまうのです。結果太ってしまいます。

9、集中力や注意力が続かない

 注意力が散漫になって、一つのことに集中し続けることができなくなります。また一つのことに目をむけているあまり、周囲に対しての注意力も低下してしまいます。また反応する時間が遅くなってしまいます。このことで、うっかりミスや事故、人の話を聞かないなどの行動が起きてきます。もっとひどい状態になると2~7秒間、一瞬意識が飛んでしまうかのようなマイクロスリープと言われている眠気が訪れます。

10、判断するのが難しくなる

 机の上が散らかってませんか? 睡眠不足により判断するのがめんどくさくなります。判断できなくなってしまったり、ついつい別のことをやってしまいます。そうすることで、今やらなければいけないことを後回しにしてしまうのです。脳には「集中するモード」と「頭の中をまとめるモード」があり、この切り替えがうまくいかないことに原因があるのです。また空気を読めないもこれに該当します。

11、記憶力が低下する

 忘れやすくなったり、思い出しにくくなります。何かやろうとしていたことを忘れたりしませんか?これは物忘れではありません。睡眠不足により脳の働きが低下して一度に処理できる能力が下がってしまっているのです。睡眠不足でも一つの単純作業ならできますが、一度に何個もあると処理しきれず覚えることが出来ていないのです

12、イライラ・不機嫌になる

 何に対しても、すぐに悪口言ってませんか?すぐにイライラしてしまいます。また貧乏ゆすりもしてしまうのも症状です。自分の感情をコントロールできなくなり、ものに当たるという行動に出てしまいます。ストレスを感じやすくなりその結果イライラ・不機嫌になるのです。

人間は、睡眠不足により脳の働きが低下しても、無理してでも周りに対応するようになっています。その反動でできるだけ早く反応するために脳(の扁桃体)が過剰に働いて自分の害になることに対してピリピリと注意を払うのようになってしまうのです。最近イライラして眠れないのも、眠れていないからイライラしているのかもしれません。また、気分を抑制する脳内物質セロトニンや抗ストレスホルモンのコルチゾールの分泌量が減ってしまうのも原因です。

13、疲れが取れない・体がだるい

 まだ若い時はいいですが、年齢を重ねるにつれ睡眠での疲れの取れは鈍くなっていきます。これに睡眠不足が重なってしまうと、余計に疲れがとれなくなり、頭が重くなりぼーっとしたりします。脳が一日活動するとアデノシンという疲労物質が出て、ちゃんと睡眠が取れていれば撃退してくれるのですが睡眠不足になるとしきれないのです。また疲労を回復させる成長ホルモンの分泌も少なくなるため一層疲れを感じやすくなってしまうのです。

14、視野が狭くなる

 足をタンスの角にぶつける、ドアに肩をぶつける、机などに太ももをぶつける、至る所でぶつけやすくなる。つまり視野が狭くなってしまいます。頭がぼーっとして体の動きを把握する感覚が低下して、頭の中のイメージと実際の動きに少しのギャップが生まれてしまうため、ぶつけてしまうのです。

15、創造力や論理的思考力が失われる

 睡眠不足の場合は、全然いいアイディアが浮かばなくなります。また物事を論理的に考える力が低下して文章を書いたり、筋道を立てて話したりするのが大変になります。思考スピードも落ちるため、コミュニケーションの反応が遅くなりテンポよく会話できなくなったり、考えをまとめるのに時間がかかるようになってしまいます、

16、物を噛みたくなったり、落ち着きがなくなる

 睡眠不足になると「気分を安定させようとする行動」があらわれてきます。飴や氷をがりがりと噛みたくなります。人は噛むというリズム運動で、脳でセロトニンという物質が分泌されます。そのセロトニンは気分や姿勢を安定させる作用があります

逆に睡眠不足により気分が悪いと、人の体は気分を良くするために脳が体に「噛む」というリズム運動を命令しセロトニンを増やそうとするのです。なので噛みたい欲求を無理に我慢しないで、ガムや氷など噛むといいでしょう。またリズム運動が大切なのでテンポある散歩や食事でしっかり噛むことが大切です。

17、抑制することが難しくなる

 睡眠不足になると我慢することが難しくなります。思わず衝動買いしたり、忙しいのにかかわらず関係のない情報をネット検索してしまうのです。睡眠不足により脳の抑制機能が落ちていることが影響しています。これは食欲を抑えられないことに似ていますね。

18、ほろ酔い状態になる

 ハーバード大学のチャールズ・チェイスラー医学教授の研究によれば、24時間睡眠をとらない場合、あるいは5時間以下の睡眠を1週間続けた人間の状態は血中アルコール濃度が0.1%程度で、お酒を飲んだほろ酔いの状態になることが分かっています。睡眠不足が重なっていけば、どんどん酔いがまわってきてしまうのです。

まとめ

以上が睡眠不足による症状でした。こんなに影響されてしまうのですね。これらの症状のうち、1個や2個程度ならそれほど重度ではないですが、睡眠不足が積み重なっていくと睡眠負債となって、あなたの体を壊していくことは確実です。早い段階のうちに解消することが何より重要なのです。

それと、この問題はあなた自身だけの問題ではないことも知っていただきたいと思います。睡眠不足で自分に迷惑がかかるなら構いませんが、他人に迷惑をかけてしまうケースが非常に多いことも事実です。思わぬ事故やミスによる失態、また見た目や行動にも違いが出てきてしまうためマイナスイメージをもたれるのも少なくありません。

冒頭でも言いましたが、それにはまず自分が睡眠不足であることを自覚して何より続けないことです。続けてしまうことで取り返しのつかない事態にもなってしまいます。睡眠不足であることを自慢したり、甘く見たりするといった無益なことはしないようにしましょう。

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